米YouTubeは、公式Xアカウント「@TeamYouTube」にて、「Nintendo Switch 2」上でYouTubeアプリが利用可能になる予定であることを示唆しました。
この情報は、YouTube開発チームがアップデートや技術的なサポート情報を発信する公式アカウントが、ユーザーの「SNintendo switch2でYoutube見れないのですが対応していないのでしょうか」という投稿に対し、次のように返信したことから明確化されました。
お問い合わせありがとうございます。現在、Nintendo Switch 2ではYouTubeをご利用いただけませんが、近日中に提供開始を予定しております。YouTubeが利用可能なデバイスの一覧につきましては、{ https://t.co/VpWjzIB46l }をご確認ください。
— TeamYouTube (@TeamYouTube) June 10, 2025
https://x.com/TeamYouTube/status/1932305671678005455
現時点では、Nintendo Switch 2自体は既存のSwitch用ソフトやアプリの互換性を有しているものの、YouTubeアプリに関しては任天堂の動作検証にて不具合が確認されており、任天堂は「メーカーと対応方針を協議中」と発表していました。
なお、弊社でも2025年6月5日に動作確認用にNintendo Switch2を入手し、社内検証を行いましたがやはり視聴できませんでした。
Nintendo Switch向けのYouTubeアプリが公開されている状態ですが、e-ショップからダウンロードを行いソフトを利用しようとすると「起動できませんでした」と表示され、現在は視聴ができない状態でした。もちろんYouTube広告への接触もできません。
YouTube広告の観点では?
色々と話題になっているNintendo Switch2。このデバイスにYouTubeが対応することで、YouTube広告にはどのような影響があるのでしょうか。
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リビングデバイスとしてのSwitch 2が広告リーチを拡大
Nintendo Switch 2は据え置き型でも携帯型でも使えるため、YouTube広告が新たに“家庭内エンタメデバイス”にも広がる可能性があります。特に家族での視聴や子ども向け広告との親和性が高まります。 -
CTV(コネクテッドTV)広告枠としての価値
スマートTVやゲーム機でのYouTube視聴が増える中、Switch 2への対応はCTV広告枠の強化につながる可能性があります。広告主にとっては、大画面でのブランド訴求がしやすくなり、視認性やエンゲージメントの向上が期待できます。 -
10代・20代若年層ターゲットの新チャネル
Switchユーザーは若年層中心であることから、YouTube広告配信においてZ世代へのリーチ手段が増えるのも注目すべきポイントです。
コネクティッドTVの普及もあり、YouTubeをSwitch2経由で見るユーザーは限られるかもしれませんが、若年層等”自分専用のデバイス”を持たないユーザーにはSwitch2での視聴が選択肢になりそうです。
YouTube広告について詳しくは下記バナーから。

※本記事は執筆当時の実証に基づいて記載されています。最新の広告仕様についてはお問い合わせ下さい。
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