YouTubeがTikTokに?いいえYouTube Shortsです

YouTube OfficialBlogキャプチャ記事執筆時

YouTube OfficialBlogキャプチャ  (記事執筆時)

YouTubeはインドにて、短編動画機能を追加すると発表しました。

具体的にはどのようなものなのでしょうか。

 

TikTok(ティックトック)のような15秒動画をスマホだけで配信

(本記事執筆時点で)現在、中国企業の運営するTikTokが世界的に人気となっている一方で、TikTok自体がアメリカ政府とTikTok運営側が揉めている状況です。

そんな混乱の中、Google(YouTube)が好機を逃すまいと手を打ちました。

2020年9月に発表した機能名は「YouTube Shorts」。15秒という秒数制限があり、TikTokと同様にスマートフォンのみで動画の撮影から投稿・閲覧まで完結できるサービスです。

現行のYouTubeも動画撮影から投稿まで、スマートフォンのみで可能ではありますが、YouTuberをはじめとした主な投稿者はPCで動画編集を行っているのが一般的です。

一方で、TikTokは短編動画に限られていることもあり、詳細な編集よりも撮影内容自体が主となる動画が多いのが特徴です。

YouTube ShortsではTikTokと同じような機能が実装されると考えられる一方で、既存のYouTubeユーザーも利用ができることから、TikTokの存在を危ぶめるのではと考えられています。

 

現時点(2020年9月)ではインドのみでテスト実施

2020年9月の発表では、インドのみでサービステスト運用を開始し、インド以外の国での展開時期等は未定とのこと。

なぜインドでテストが行われるのかと言うと、実はインドはTikTokユーザーが多く、インドの若者間ではYouTubeよりも人気があるとか。

TikTokが多く使われるインドでテストを実施し、その結果を元にサービスの改善を図るようです。

一方で、2020年7月には「安全面」から、TikTokをはじめ60ほどのアプリが使用禁止となりました。

その空きを付いてYouTube Shortsが展開をはじめたという訳です。(一応テスト段階ではありますが)

 

YouTube Shortsでは広告が表示される?

本記事執筆段階では正式発表はありませんが、将来的には広告が表示されるようになると思われます。

YouTube広告も6秒のバンパー広告(Bumper広告)等、今回のYouTube Shortsに適した動画広告メニューもあり、こういった広告がYouTube Shortsで配信されるようになるのではと考えられます。

現在、YouTubeではTrueViewインストリーム広告やディスカバリー広告、バンパー広告等様々な動画広告メニューがありますが、もしかすると、YouTube Shorts専用の広告メニューも出るかもしれませんね。

企業としてのYouTube活用の今後は?

一方で、各企業アカウントもYouTube Shortsの対応が必要となってくるでしょう。通常のYouTube動画とは企画から構成から大きく異なる動画が必要となると思われます。

企業側としては初動に動けるよう、今のうちにディスカバリー広告等でチャンネル登録数を増やしたい所ですね。

YouTube広告について詳しくは下記バナーから。

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※本記事は執筆当時の実証に基づいて記載されています。最新の広告仕様についてはお問い合わせ下さい。

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